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【38名調査】住宅ローンと車ローンのダブルローンはきつい/苦しい?対処法を解説!

【38名調査】住宅ローンと車ローンのダブルローンはきつい/苦しい?対処法を解説!
悩む人

住宅ローンと車ローンのダブルローンはきつい/苦しい?
実際のローン利用者の経験談を参考にしたいな…

住宅ローンと車ローンを今後両方組む可能性がある方はおられるでしょうか?

あるいは、ダブルローンを既に組まれているという方で毎月の支払いがきつい、苦しいという方はどのくらいいるのでしょうか?

よく人生の中で一つの目標とされるものとして家と車の同時購入ですが、それらは高額な買い物になりがち。ローン利用にて購入されるケースは珍しくはありませんが、家計状況的に今後の支払い計画が破綻しないかどうか不安になる方は多いはずです。

そこで今回は、「住宅ローンと車ローンのダブルローンはきつい/苦しい?」をダブルローン経験者38名に独自アンケート調査しました。

住宅ローンと車ローンのダブルローンで後悔しないためのポイントとダブルローンがきつい時の対処法まで解説しているので是非最後まで御覧ください。

目次

【38名調査】住宅ローンと車ローンのダブルローンはきつい/苦しい?

住宅ローンと車ローンのダブルローンはきつい/苦しい?を38名にアンケート調査した結果は、以下の通り

住宅ローンと車ローンのダブルローンはきつい/苦しい?
  • きつい/苦しい:20人(52.6%)
  • きつくない:8人(21.1%)
  • どちらでもない:10人(26.3%)

きつい/苦しいと回答した人が全体の半数以上に対して、きつくないと回答した人は全体の2割ほど。

また、どちらでもないと回答した人はきつくない派の人の割合をやや上回る結果となりました。

過半数以上の人が、住宅ローンと車ローンのダブルローンはきつい/苦しいという感想を持っているとの結果から、やはり慎重な判断が必要であることは間違いなさそうです。

それぞれの回答結果ごとに、具体的な理由や意見も聞いているので順番に見ていきましょう。

きつい/苦しい派の理由/意見

ダブルローンの支払いで毎月余裕がない

養育費と合わせるとかなりの負担

貯金は全くできない…

「毎月の支払でカツカツ」、「貯金は全くできない」といった返済負担がきついといった声がちらほら

また、子供の養育費分とローン返済分を合わせるとかなりの負担額になるという意見も確認できました。

一人や二人暮らしならまだしも、子供が複数いる世帯の場合、必然的に日々の支出額は大きくなるのでダブルローン返済に対して家計に余裕がないということも起きやすいようです。

きつくない派の理由/意見

余裕で返済できる

カーローン金額を抑えているからきつくない

カーローンは短期返済だから大丈夫

「余裕で返済できる」、「計画的に返済可能」といった声を複数確認することができました。

また、上記のようにカーローン分の返済負担額が少ない、返済期間が短期で終了することから問題ないという意見も

住宅よりも車の販売価格の方が平均的に低く、頭金や金利、借入金額とのバランスを考えて返済計画をコントロールしやすいことを活かしてローンを組んだ方は後悔やきつさはないとのことでした。

どちらでもない派の理由/意見

今はきつくないが今後が不安

家計状況が変わればきついかも…

変動金利が怖い…

どちらでもない派の理由/意見は大枠ほぼ一つで、現状はきつくないがこれからどうなるか分からないから不安というもの

当然、ローンは未来の支払いを約束するものなので、現状支払いに問題はなくても何年もの間それを保証できない不確定因子があるわけです。

今回アンケートの中で、具体的に寄せられたものは将来的な家計状況の変化、ローンの変動金利についてでした。

詳しくは後述しますが、ローンの特性を理解して綿密な返済計画を立てておかないと、住宅ローンと車ローンのダブルローンでは時間差で後悔するケースがあることも事実。

住宅ローンと車ローンのダブルローンで後悔しないためのポイント

ここからは、住宅ローンと車ローンのダブルローンで後悔しないためのポイントを解説します。

結論、それは以下の通り

順番に解説しますね。

後悔しないためのポイント①:無理のない返済負担率にとどめる

住宅ローンと車ローンのダブルローンでは、無理のない返済負担率に抑えることがポイント。

返済負担率とは、年収に対するローン返済額の割合で、これが高すぎると家計に過度の負担がかかり、生活費や将来の貯蓄に影響を及ぼします。

一般的には、返済負担率は年収の25~30%以下に抑えることが理想的。この範囲内に収めることで、急な出費や収入減少にも対応でき、無理なく安定した返済が可能になります。

ちなみに、ローン審査の際に収入に応じた借り入れ可能額が返済負担率の35%前後で上限設定をされるケースも。

しかし、あくまで借り入れ可能額の上限と、無理なく返済が可能な負担額は異なることを把握しておきましょう。

後悔しないためのポイント②:固定金利、変動金利タイプ双方を比較する

ダブルローンを組むうえで、固定金利と変動金利を双方を比較することが非常に重要。

固定金利は、返済期間中の金利が一定で、将来の金利上昇リスクを避け、安定した返済計画を立てることができます。ただし、長期的な家計管理がしやすいというメリットの反面、一般的に変動金利よりも金利が高めに設定されることが多いというデメリットも。

一方、変動金利は市場金利に応じて定期的に金利が見直されるため、金利が低い時期には返済額が少なくなり、総返済額が少なくなる可能性があります

現在の日本では短期金利市場では低金利が長らく続いており、変動金利を選択される方が多数。事実、住宅金融支援機構によると、2023年4月時点で変動金利タイプを選択する方は約7割とのことです。

とはいえ、直近2024年3月、8月の日銀の利上げや今後の動向を踏まえると将来的な金利上昇リスクも否定はできません。

固定金利は安定志向の方に向いており、変動金利はリスクを取って低金利を狙う方に適したもの。両者のメリット・デメリットをよく理解し、ライフプランに合った金利タイプを選ぶことが大切です。

後悔しないためのポイント③:将来の家族計画やキャリアプランを考慮

将来の家族計画やキャリアプランを考慮することも、ダブルローンを組む際に重要な要素。

例えば、子供の誕生や教育費、家族の増加に伴う生活費の増加を考えると、将来的に収入の一部がこれらに充てられる必要があります

また、キャリアプランでは、転職や昇進、場合によっては収入の変動が予想されるため、返済能力にも大きな影響を及ぼすことも。夫婦双方の収入能力を基にしたローンを設定する場合、この点は特に注意が必要です。

特に長期にわたる借入返済計画を立てる場合、現在の収入能力や、支出金額が将来的に変わることを十分考慮したうえでダブルローンを設定しましょう。

後悔しないためのポイント④:住宅ローンの優遇性を理解しておく

ダブルローンを組む前に、住宅ローンの優遇性を理解しておくことも重要。

住宅ローンは、車ローンと比較して借入金額が大きいことと、不動産を担保にすることから以下のような優遇性があります

住宅ローンの優遇性
  • 低金利: 住宅ローンは車ローンよりも金利が低く設定される
  • 長期返済: 住宅ローンは返済期間が30年以上と長期にわたり、月々の負担を軽減しやすい
  • 税制優遇(住宅ローン控除): 住宅ローンでは、一定条件を満たすと所得税の控除が受けられる
  • 担保による信頼性: 住宅ローンは不動産を担保にするため、金融機関からの信頼が高く、割引キャンペーンなど優遇条件を受けやすい
  • 多様な選択肢: 固定金利や変動金利、フラット35など、多様なローン商品から選択可能

特に、カーローンは住宅ローンと異なり、無担保であることから返済期間が短く、金利は割高に設定されるのが一般的。また、住宅ローンは元金残高に応じて「住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)」を受けられる点も大きく異なる点ですね。

ちなみに、カーローンの返済期間の上限は、一般的には5年から7年(60~84ヶ月)程度に設定されることが多く、一部の金融機関やディーラーでは、最大10年(120ヶ月)まで延長できる場合も。

つまり、住宅ローンの頭金分を車分に回すことで、カーローンの借入金額分を小さく、住宅ローンの借入金額分を割合として大きくした方がトータルで返済負担金額が安くすむケースも考えられます。

ファイナンシャルプランナーなど、金融分野の専門家と相談をしながら、様々なパターンを想定の上でシュミレーション比較をすることおすすめします。

住宅ローンと車ローンのダブルローンがきつい時の対処法

続いては、既に住宅ローンと車ローンのダブルローンを組んでしまった方に向けて、家計がきつい時の対処法を解説。

今後、ダブルローンを組む予定がある方も万一の際の対策方法として事前に把握しておくことをおすすめします。

結論、住宅ローンと車ローンのダブルローンがきつい時の対処法は以下の通り

こちらも順番に詳しく説明しますね。

きつい時の対処法①:月々支払い項目の見直し

ダブルローンにより支払いがきつい時は、まず以下の生活費の支払い項目を見直しましょう

見直すべき生活費の支払い項目
  • 食費: 外食やコンビニ利用を減らし、まとめ買いや自炊を増やすことで削減。
  • 通信費: 携帯電話プランやインターネット契約を見直し、無駄なオプションを削除。
  • 光熱費: 節電・節水を心がけ、無駄なエネルギー消費を減らす。プランの変更も検討。
  • 保険料: 保険内容を再確認し、過剰な保障をカット。また、他社と比較して見直す。
  • サブスクリプションサービス: 利用頻度の低い定期購読やサービスを解約。
  • 交通費: 車の利用を見直し、公共交通機関や自転車を活用する。保険・ガソリン代もチェック。
  • 娯楽費: 趣味やレジャーの予算を見直し、無駄遣いを控える。
  • クレジットカードのリボ払いや分割払い: 高金利のリボ払いを一括返済に変更し、金利負担を減らす。

特に、サブスクリプションサービス保険料については、毎月の固定費として節約余地が大きい項目として見落とされがちです。

サブスクリプションは使っていないサービスを解約するだけで即座に節約効果が得られるうえ、保険料は保障内容の見直しや他社への切り替えにより大幅なコストカット余地があることも。

また、これらの項目は管理不足により、そもそも何にどのくらい使っているのかが把握できていないケースがよくあります。

ローン支払いに家計の圧迫を感じたときには、一度抜本的に見直してみることがおすすめ。

きつい時の対処法②:ローンの借り換えを検討

住宅ローンと車ローンのダブルローンがきつい時、ローンの借り換えを検討することは有効な対処法です。

具体的には、借り換えにより、より低金利のローンに移行することで月々の返済額を減らし、家計の負担を軽減することが可能

また、返済期間を延長することで毎月の返済額をさらに抑えるという選択肢もとれます。ただし、借り換えには手数料や諸費用が発生するため、総返済額の削減効果をしっかりと確認することが重要

現在のローンの契約条件と、借り換えが可能なローンの洗い出しと諸費用の確認等、詳細条件の確認をしてみましょう。

きつい時の対処法③:車の売却/買い替えを検討

車の売却や買い替えを検討することは、ローンの負担が大きくなった際の有効な応急処置の一つです。

車を売却することで、カーローンの残債を一括返済し、月々の支払いを削減できる可能性があります。ただし、車の市場価値がローン残高を下回る場合に売却額では全額をカバーできず、売却後に残った残債分の返済義務が続くケースもあるので要注意。

また、燃費の良い車や維持費の低い車に買い替えることで、ガソリン代や保険料などのランニングコストを抑え、総合的な家計負担を軽減する方法もあります。

諸々、車の市場価値が高いタイミングに、高い買取価格を提示できる業者とのマッチングが必要不可欠なので一括査定サービスを利用することがおすすめ。

きつい時の対処法④:住宅売却から賃貸への切り替えを検討

最終手段として、住宅売却から賃貸への切り替えを検討する対処法があります。

ローン担保となる住宅を売却することで、ローンの残債を一括返済し、月々の支払い負担を大幅に軽減できる可能性があります。こちらも車と同様に、売却価格が残債を下回るケースがあるので事前に綿密な情報リサーチをしておくことが必要不可欠。

特に、都内などを中心とした昨今のマンションバブルもあり、条件が揃えば販売価格を上回るケースもあるので起死回生の手段となる可能性は高いです。

また、住み慣れた住宅にてそのまま暮らしたいという方は、リースバックサービスをリサーチするのもあり。外部業者が住宅を買い取って、そのまま賃貸として入居人に貸し出すサービスです。

総じて賃貸は固定費用が把握しやすく、将来のライフプランに合わせて住まいを変更する自由度も高いですが、売却価格と残債のバランスをよく考えたうえでの検討が必要といえます。

【SNS調査】住宅ローンと車ローンのダブルローンはきつい/苦しい?

最後に、SNS上で住宅ローンと車ローンのダブルローンはきつい/苦しい?を調査しました。

別観点からのリアルな意見や声を参考にしてみましょう。

SNSの声①:ダブル受験、家のローン、車のローンでお金がなくなった

受験、卒業のシーズン。
知人と会話をしていて、ダブル受験、家のローン、車のローンでお金がなくなったという家庭の話が複数。
大学の学費、受験料が高すぎる、意味がわからない、という話に行きついた。
家事、育児、家事、仕事で睡眠不足
お互い体がきついね、と。
日本の母親の生活です

SNSの声②:真面目に余裕が無い

来月から家のローンに加えて車のローンも払わないとなんで真面目に余裕が無い

SNSの声③:家借りてて車のローンあったらきついかと

家借りてて車のローンあったらきついかと。

SNSの声④:ハイブランドを買うようなムリな買い物と似た感覚

家や車でローンを組む人は現代では正直な話お金の余裕は出ない。給料が上がっていく時代に適したものなんで給料が上がらない状態でのローンはそもそもハイブランドを買うようなムリな買い物と似た感覚。地銀にいたから住宅ローンがいかに銀行を潤わせるかってのはマジでエグイすよ

SNSの声⑤:車は必要ないでしょという結論になった

10年目で住宅ローンの半分を返済して、毎月の支払に余裕がでたので、車を買うかどうか夫婦で相談したのだよ。けど、家から徒歩1分のところにカーシェア30台のステーションが有るので車は必要ないでしょという結論になり、我が家の車の購入はまた10年後に先送りされました。

SNSの声⑥:車手放すか悩みまくっている

車好きだけど、浪費家で生活に余裕があるわけでもないし、趣味を見栄張ってローン組んでまでするものではないって意見を聞いて、その通りだし手放すか悩みまくっている

【SNS調査】住宅ローンと車ローンのダブルローンはきつい/苦しい?:まとめ

住宅ローンと車ローンのダブルローンはきつい/苦しい?
  • ダブル受験、家のローン、車のローンでお金がなくなった
  • 真面目に余裕が無い
  • 家借りてて車のローンあったらきついかと
  • ハイブランドを買うようなムリな買い物と似た感覚
  • 車は必要ないでしょという結論になった
  • 車手放すか悩みまくっている

SNS上で調査した住宅ローンと車ローンのダブルローンはきつい/苦しい?についての声をまとめると上記の通り

「きつい」、「余裕がない」、「お金がない」というものが多数確認できました。

また、家計状況に適していなかったり、見栄のための無理な買い物はするべきではないという意見も。無理にダブルローンを組んだ結果、後から車や住宅を手放さなねければならなくなるという辛い現実に直面している方も確認できました。

やはり、返済負担率を考慮の上、なるべく車の方はキャッシュ払いを検討するなど慎重な判断が必要ということですね。

【40名調査】住宅ローンと車ローンのダブルローンはきつい/苦しい?:まとめ

住宅ローンと車ローンのダブルローンはきつい/苦しい?
  • きつい/苦しい:20人(52.6%)
  • いいえ:8人(21.1%)
  • どちらでもない:10人(26.3%)

「住宅ローンと車ローンのダブルローンはきつい/苦しい?」ダブルローン経験者38名にアンケート調査した結果は上記の通り

きつい/苦しいと回答した結果が過半数でした。家と車の同時購入は憧れを持つ方も多く、ダブルローン利用者は多くいることが現状ですが、デメリットやリスクを把握しておかないと後悔につながる可能性も。

また、万一の際、ダブルローン支払いがきつくなった時の対処法には以下の方法があることを抑えておきましょう。

ローンのような金融商品の場合、デメリットとメリット、リスクヘッジの方法をそれぞれ網羅的に理解をしたうえで、検討を進めることが何より重要と言えます。

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